マキベリー

驚異の抗酸化パワー!
南米パタゴニア発のスーパーフルーツ

「マキベリー」とは?

マキベリーの果実
ゴジベリーやマンゴスティン、ノニ、キウイ、ライチ、各種ベリー類など、抗酸化成分を豊富に含んだ果実を総称して「スパーフルーツ」と呼びます。「味覚」「機能」を併せ持ち、アメリカの健康産業を席巻するスーパーフルーツは、ここ数年日本も成長している分野です。このスーパーフルーツ市場に、次なる素材が登場しました。南米・パタゴニア地方を原産地とする『MAQUIBERRY(マキベリー)』です。現存のスーパーフルーツの中で、最高レベルの抗酸化力を持つマキベリーは、本場アメリカで「次なるスーパーフルーツ」として、ようやく関連製品が流通し始めたばかりのレアな素材。そのマキベリーが、今春早くも日本に上陸しました。

現存するスーパーフルーツで最高レベルの抗酸化力

マキベリーは、ビタミンA, C, ミネラル、鉄分、カリウム、ポリフェノール類などを豊富に含有し、食味も良いベリーとして知られています。なかでもマキベリーの最大の特長は、抗酸化力の高さ。抗酸化力の指標の1つであるORAC値では、現在流通するスーパーフルーツの中で、マキベリーは最高レベルの数値を示すことが確認されています。
ORAC-H(活性酸素吸収能)の比較

南米・パタゴニア地方の大自然の中で自生

『MAQUI BERRY(マキベリー)』は、アオイ目ホルトノキ科に属する「Arisroteria Chilensis」という植物の濃い紫色の果実。原産地は、南米のチリとアルゼンチン南部にまたがるパタゴニア地方で、南極からほど近い、豊かな大自然の中で自生しています。極寒の厳しい環境の中で生育する果実は、小粒ながらポリフェノール類を豊富に含有するなど、高い機能性を持つことで知られています。収穫期は2~3月。現地では古くから食用として利用されてきました。
その昔、この地の先住民族・マプチェ族は、小柄で粗食だったにもかかわらず、インカ帝国やスペインの侵略に最後まで屈することなく勇敢に戦ったという。今ではマプチェ族の屈強さは、彼らが日ごろからマキベリーを食していたからではないかと考えられています。

「次なるスーパーフルーツ」として、本場アメリカ注目台頭

マキベリーは、チリの採取・加工会社を通じて、ここ1~2年でアメリカへの輸出が始まったばかりのレアな素材。このため、スーパーフルーツの本場アメリカでも、まだ新しい存在です。スーパーフルーツの研究をしている米国フロリダ大学の発表においても、マキベリーは「注目すべき新たなスーパーフルーツ」として取り上げられました。現在市場に流通するマキベリー関連製品は、濃縮リキッドタイプ、ドリンクタイプを中心に、一部サプリメント形態の製品が見られる程度で取扱企業もまだまだ少ない状況です。
 ただ最近では、アサイーに続く「次なるスーパーフルーツ」として、大手のテレビや新聞などメディアでも取り上げられる機会も増えており、注目のスーパーフルーツの1つとして知名度が上がっています。スーパーフルーツの中でも最高レベルの抗酸化力を持つマキベリー。スーパーフルーツの本場アメリカでの今後の台頭が期待されます。

南米チリとアルゼンチン南部にまたがるパタゴニア地方で、マクイベリーは自生しています。

「マキベリー」の研究報告例

■大腸がん細胞(Caco-2)におけるプロスタグランジンE2生成及びCOX-2発現を抑制
■大腸がん細胞(ヒトCaco-2)におけるNF-kBを介したCOX-2発現抑制
■抗炎症作用:カラゲニン浮腫ラットにおける抗炎症作用及びCOX-2発現抑制
(チリ、Valdivia大学、Hanckeら)
■抗酸化作用:LDL酸化防止作用
(J Agric. Food Chem. 50(26), 7542, 2002)
■腫痬細胞の増殖に関わるPDGF/PDGF受容体シグナル伝達を阻害
(アントシアニンの一種、デルフィニジンによる試験)Carcinogenesis. 29(5), 1033, 2008
■腫痬細胞の血管新生に関わるVEGF受容体のリン酸化を阻害(デルフィニジンによる試験)
(Carcinogenesis. 27(5), 989, 2006)

「マキベリー」の特徴と効果

特徴 日本市場には未だない。南米チリに自生する世界で最も抗酸化力が高いスーパーフルーツ。アントシアニンも豊富。
効果効能 抗酸化、眼精疲労軽減、アンチエイジング、フリーラジカルの抑制、免疫バランスの調整、食欲抑制、視力の向上、抗炎症作用、心臓血管の健康